ホスピタ総会とは)鳥貴族(岡山、大阪、兵庫、東京、神奈川)
感謝をかたちに、笑顔をつなぐ——それが「ホスピタ総会」です
大阪・兵庫・東京・神奈川・岡山で焼鳥居酒屋チェーンを展開している株式会社ダンク。実はこの社名、「感謝」という意味のドイツ語からきているんです。その言葉通り、私たちダンクは“ありがとう”の気持ちを何よりも大切にしています。
そんな想いをまるごと形にしたのが、年に一度の社内イベント「ホスピタ総会」。日々、お店でお客様に笑顔を届けてくれているスタッフへ、私たちからの「ありがとう」を届ける大切な1日です。この記事では、ホスピタ総会に込められた想いと、あたたかな時間の中で生まれる感動を、少しだけご紹介します。
はじまりは「スタッフを輝かせたい」というひと言から
ホスピタ総会が生まれたのは2008年。当時の片岡社長が「もっとスタッフに感謝を伝えたい」「みんなが輝ける場を作りたい」と強く願ったことがきっかけでした。
現場でお客様と向き合ってくれている一人ひとりが、どれだけ価値ある存在か。その想いをしっかり届けたくて、ホスピタ総会はスタートしました。表彰やスピーチ、涙あり笑いありの時間を通して、普段なかなか言葉にできない「ありがとう」が飛び交う、とっておきのイベントです。
みんなで集まる、年に一度の“ありがとうの日”
この総会は、関西と関東で年に2回ずつ開催され、のべ200人以上のスタッフが集まります。同じ会社で働いていても、店舗が違えばなかなか顔を合わせることはできません。だからこそ、一堂に会するこの日が、かけがえのないつながりを生む場になっているのです。
「お客様満足の追求」という会社の理念を、ただ掲げるだけでなく、心から感じ合う。半年間の頑張りを振り返り、「また明日からも頑張ろう」と思える時間。それがホスピタ総会のもう一つの大きな意味です。
涙と拍手に包まれる、表彰の時間
総会のハイライトは、何と言っても表彰式。おしゃれをして会場に集まったスタッフたちの表情は、どこか誇らしげです。
呼ばれた名前に驚きながらステージに上がるスタッフ、目を潤ませながら表彰状を読み上げる店長、そしてそれを聞いて涙する仲間たち。賞の種類はさまざまですが、どの賞にも共通しているのは「心からのありがとう」が込められていること。決まった文面なんてありません。受賞者へのメッセージは、まるで手紙のように、一人ひとりのエピソードに寄り添ったものばかりです。
「ありがとう」で伝える想いとつながり
表彰式の合間には、「ありがとう」をテーマにしたスピーチコンテストも行われます。普段はシャイなスタッフが、人前で仲間への想いを語る姿に、会場から自然と拍手が湧き上がります。
ときには、聴いているスタッフの目に涙が浮かぶ場面も。「誰かに想われていること」「一緒に頑張ってきた時間があったこと」――そうした気持ちが、心の奥にやさしく火を灯してくれます。
感謝が文化になる。だから、強く、あたたかい
「ホスピタ総会」という名前には、「ホスピタリティ=思いやり・おもてなし」の精神が込められています。私たちダンクは、お客様への思いやりはもちろん、仲間への感謝もとても大切にしています。
たとえば、全店舗のスタッフから集めた“ありがとう”のメッセージで作られた『ありがとう集』という冊子があったり、月に一度「伝えきれなかったありがとう」を手紙にして送り合う習慣があったり。一人の社員が1年間で120通以上の感謝の手紙を受け取るなんて、ちょっとびっくりですよね。
でも、それがダンクでは当たり前。感謝が文化として根づいているんです。
人が育つ。笑顔が広がる。それがダンクの想い
総会のフィナーレでは、社長がステージに立ち、こう語りかけます。
「お客様に代わって、みなさんにありがとうを伝えさせてください。本当に、ありがとうございます」
これは、決してパフォーマンスではありません。スタッフの成長を本気で願い、仲間を心から大切にしているからこそ出てくる言葉。そんな会社だからこそ、笑顔の連鎖が起こり、お客様も笑顔になる。これが、私たちダンクの考える「ホスピタリティ経営」です。
「自分も、誰かの“ありがとう”になりたい」と思ったあなたへ
ダンクのホスピタ総会は、単なる社内イベントではありません。そこには「人を大切にする」という想いがあふれています。そしてその想いが、働く人の背中をそっと押し、未来の自分を少しだけ好きにさせてくれるような時間になっています。
「こんな仲間と働きたい」「誰かにありがとうって言ってもらえる自分になりたい」
そう思ったあなた。ぜひ一度、ダンクの扉をノックしてみてください。きっと、あなたの笑顔と“ありがとう”が、次のお客様の笑顔につながっていくはずです。